Re: 12月中旬の雑記
By karino2,
P(n)って実際にはどんな関数かどっかに実績値とか無いもんですかね?感覚的には新築から最初の数年は大きく値段が下がるがその後はゆっくりになりそうな気もするけれど、 値上がりしたりする事もあるとか聞くのでそう単純でも無さそう。 一方で買った人は下がった時は話題にせずあがった時だけ話題にしたがるだろうから、 伝え聞く印象はバイアスが強そう。
売買が成立した中古マンションの平米単価を見ると、 経年でのおおよその値下がり傾向は見えると思います。 使えそうなデータとして、例えばこのあたり。
ただし実際には地域や物件ごとの際も大きいので、 統計データの信頼性には限界がありそう。 まずは検討対象の物件をある程度絞り込み、 同地域・近いグレードかつ築年数が購入対象の物件+15年程度の物件を探すのが良いんじゃないでしょうか。
あとは不動産市況によって値上がり・値下がりの可能性や、 地震などによって物件が毀損する可能性はありますが、 これは不動産に投資している以上は避けられないリスクです。
Re: 来年インターネットになにを書いてくか
By Kazuyoshi Kato,
このはなしは定期的にしているけど、新型コロナウィルスとかウクライナのロシア侵攻とかについて人々に説明し、デマを訂正する専門家の人々をみていると、私もそういうことを一定はするべきなんだろうなとも思う。「web3 だめそうですよ」は今年ちょっとやったけど、もうちょっとまとまったかたちにしたい。こっちは日本語かなあ。
私もweb3は完全にダメだと思っていて個人的には距離をおいて関わらないようにしてますが、 積極的に否定するような活動をするつもりはないです。 公衆衛生に関するデマなどと異なり、 被害といっても投資した人が資金を失ったり、 税金が多少無駄に使われる程度だと思うので。
当事者の声
一方、 私が専門家ではなく「当事者」として関わっている事案では、 世間にあるステレオタイプ(典型的な先入観)によって苦労させられていて、 専門家が正しい知識の普及のために活動しているのは大変ありがたいと感じています。 関係者と話をする際に、 単なる当事者の意見だけでなく専門家の見解を合わせて提示できるのは大きい。
また専門家に介入してもらう場合でも、 たとえば毎回会議に来てもらって専門家にゼロから説明してもらっていたら、 時間がいくらあっても足りない。 当事者が事前にベースとなる知識を得た上で、 ポイントを絞って専門家の助言を受けると効率が良いですが、 その事前学習にも専門家が一般向けに書いた書籍などが有用です。
マスコミ報道は諸刃の剣ですね。 視聴者が問題に関心を持ってもらうのに大きな力を発揮する一方で、 話題の取り上げ方によってはステレオタイプを強化する方向に働いて、 むしろ困ることもある。 困った事例に関しては当事者として報道側にフィードバックした方が良いのかとも思うけれど、 現実的には個人で労力をかけても効果がなさそうです。
あとはステレオタイプで語る素人が極めて迷惑なことが身に沁みました。 当事者でなければ別に特定分野の知識が無いこと自体は問題ではないけれど、 非現実的な「僕の考えた最強の解決策」を提示されたり、 現実を理解せずに当事者を非難するような意見を目にすると、 特に現在進行系で問題に対処しているときには精神的に辛い。
自分も専門分野以外のことについて話すときには、 謙虚になって、 かつ声が届く範囲に気をつけないと。