水上に浮かべたボードに立ってオールで移動するスタンドアップパドルボードを購入して、 週末に子供と一緒にチューリッヒ湖で乗っています。 ドイツ語だと正式名称は Stehpaddler ですが、 だいたい英語の略称である SUP(サップ)で呼ばれています。
スタンドアップパドルボードは始めるのが簡単なスポーツで、 少し練習すればすぐに乗れるようになります。 私はチューリッヒ湖沿いの湖水浴場でスクールを開催している SUPKULTUR.CH で子供と一緒に1時間の初心者向けのレッスンを受講し、 ボードの取り扱いや基本的な乗り方を教わりました。
最初は立ち姿勢でバランスを取るのに苦労しますが、 数日乗っていると湖で発生する程度の波は立ったたま往なせるようになり、 全身を使ってパドルを使って漕いでスピードも出せるようになります。 今日はスタンドアップパドルボードを初めて5日目でしたが、 チューリッヒ湖を横断して Rüschlikon から対岸の Küsnacht まで行ってきました(往復3.2km)。
チューリッヒ州における水上スポーツのルール
公式情報: Sicherheit auf Gewässern
スタンドアップパドルボードに関する重要事項を抜粋すると、 次の通りです(2022年8月現在)。
- 事前登録・ナンバープレート交付不要。ボードに名前・住所を書いておく。
- 岸から300m以上離れる場合には50N以上の浮力があるライフジャケットを着用。
- 夜間ならびに視界が悪いときにはライト点灯。
- モーターなどは装着不可。動力はパドルのみ。