スイスでは、 標高が高いところにあるゲレンデが徐々にオープンし始めました。 私は土曜日はユングフラウ地方の ミューレン=シルトホルン(Mürren-Schilthorn)、 日曜日は アンデルマット (Andermatt) の Gemsstock 山で子供とスキーしてきましたが、 天気も雪の状態も良かったです。
スイスのスキー場における COVID-19 対策
隣国ではスキー場にアクセスする際にも
- 予防接種済み
- COVID-19 感染歴有り
- 直近に検査を受けて陰性
いずれかの証明が必要になりつつありますが、 スイスでは現在のところ対策は緩やかです。
2021年11月07日現在のスキー場における新型コロナウイルス対策
- 閉鎖空間であるゴンドラ・ケーブルカーならびに屋内の待機スペースでは、 マスクなどで鼻と口を覆う。
- レストラン屋内席では、 予防接種済み・感染歴ありもしくは直近のテスト結果陰性で発行される新型コロナウイルス証明書(Covid-Zertifikat)の提示が必要。
対策として検討されたものの採用されなかったもの
- スキー場全体での Covid-Zertifikat 義務化
- ゴンドラ・ケーブルカーの定員制限
- チェアリフトでのマスク着用
ただしスイス全土での COVID-19 新規感染者数・入院者数が指数関数的に増えてきているので、 今後、 対策が強化される可能性はあります。
なお昨シーズンは予防接種が行き渡っておらず Covid-Zertifikat も存在していなかったので、 ゴンドラ・ケーブルカーなどは乗車定員を一定割合減らし、 レストランもテイクアウトのみ、 スキー場の営業自体は禁止されないものの、 政府は「全住民が自宅に留まることを強く推奨する」というスタンスでした。