新型コロナウイルスの予防接種を受けてきました。
予約
スイスのチューリッヒ州では当初は高齢者や医療従事者などハイリスクな人を優先して予防接種を行っていましたが、 そちらには十分にワクチンが行き渡ったということで、 5月7日から16歳以上の人間は誰でも予防接種の予約が可能になりました。
予防接種は州が用意した大規模な予防接種センターと薬局いずれかで受けられますが、 私は近い日程で空きがあった薬局で予約しました。
接種
私が予約した薬局は、 スーパーマーケットや花屋などが入る商業施設の一角にあります。 商業施設入り口に設置された予防接種受付窓口で身分証明書と保険証を提示して本人確認を行い、 いくつか質問を受けて回答(既往症があるか、過去にワクチンでアレルギー反応が出たかなど)。 問題がなければ実際に予防接種を行う部屋に移動し、 予防接種を受けて15分待機、 その後で帰宅という流れでした。
使用したのはモデルナ製の mRNA ワクチン。 チューリッヒ州では輸送や保管が面倒なファイザー製ワクチンは大規模予防接種センターに送られて、 薬局や家庭医には、 扱いが比較的容易なモデルナ製ワクチンが配布されているようです。
予防接種を受けて8時間立ちますが、 注射を受けた腕が腕が多少痛むのとやや気だるい感じがする程度で、 今のところ大きな問題は起きていません。
追記
問診で「ところでドイツ語大丈夫?」と聞かれて、 「標準ドイツ語なら分かるよ」「パーフェクト!」というやりとりが。 ドイツ語を真面目に勉強しておいて良かったと思う瞬間。
スイスは英語も多くの場面で通じるけど、 住むとなったら現地語も勉強しておいたほうが良いですね。 様々な場面で、 相手の警戒心が一気に薄れるのを感じます。