骨折治療: 抜釘

今春、 スキー中に転倒して足首を捻った折に内踝を骨折。 治療のため、 鋼線を入れて固定していましたが、 無事に骨が成長して隙間が埋まったので、 入れていた鋼線を抜いてきました。

鋼線を入れる手術は三泊四日でしたが、 抜釘は日帰り。 午後二時過ぎに受付、 全身麻酔で手術を行い、 午後六時には帰宅。

なお麻酔覚醒後二四時間は、 一人で出歩くこと(公共交通機関の利用を含む)が禁止で、 法的にも契約能力無しとのこと。

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キルシュナー鋼線キルシュナー鋼線

保険

日本だと従業員の怪我は、通院・仕事中は労災保険、 それ以外は健康保険が適用になりますが、 スイスではすべて会社負担の傷害保険 (Unfallversicherung, UVG) が適用になります。 日本の労災と同様、 自己負担はゼロです。

なお折れた骨を元の位置に戻して鋼線で固定するのは、 手術費・入院(個室)で合計約 15,000 SFr(約170万円)でした。 抜釘の方は請求書が来ていないので不明。

以前、 日本で鎖骨遠位端を折って同じように鋼線を入れたことがあるのですが、 あのときは手術・入院(大部屋)で合計36万円(自己負担はその三割の11万円ほど)でした。 個室と大部屋の違いはあるとはいえ、 スイスの医療費は高いです。