チューリッヒ州の隣のアールガウ州には、 中世に使われていた古城が数多く残っています。 私が住んでいるチューリッヒ湖西側からだと片道30分から一時間程度と日帰りで訪れるのにちょうど良い距離なので、 二週続けてハルヴィル(Hallwyl)とレンツブルク(Lenzburg)の城に行ってきました。

スイスは天気が良ければ屋外で過ごせる場所が数多くありますが、 新型コロナウイルスが蔓延している状況下で天気が不安定となると出かける先を選ぶのが難しい。 ハルヴィルやレンツブルクの城は博物館になっていますがあまり混雑しておらず、 周囲にハイキングコースや旧市街もあるので、 天気を見ながら臨機応変に対応できます。


戦争の経過などの展示を見ていると、 地名に行ったことがある場所や馴染みのものが多く、 地形や布陣が想像できることに気づきました。 日本と比べるとスイスは狭いので実際に行ったことがある場所が多いのと、 移動もハイキングやサイクリングなど身体を使っているので、 距離感などが分かっているからですかね。

いずれのお城でも子供向けの小規模なイベントを開催していました。 ハルヴィル城ではスタンプを使ったハンドバッグペインティングと伝統的な弓を使った射的、 レンツブルク城では演劇や画用紙や飾りを使った王冠作りなど。